従業員持株会(企業の担当者さまへ)
従業員持株制度とは
従業員持株会とは、従業員の自社株式取得にあたり会社が拠出金の給与控除、奨励金の支給などの種々の便宜を与えることにより、従業員の自社株取得を容易にし、財産形成を助成する制度です。(持株会には、役員を対象とした役員持株会、取引先を対象とした取引先持株会などもあります。)
従業員持株制度導入のメリット
POINT 1
従業員の財産形成
少額でも長く続けていくと知らず知らずのうちに持株数が増えていきます。また、従業員持株会では、会員の所属する会社が会員に奨励金を付与することが認められています。
POINT 2
経営参加意識の向上
従業員持株会に参加することにより従業員の経営参加意識を高めることができます。
POINT 3
安定株主の確保
従業員持株会は他の一般株主と比べ、発行会社にとって友好的な株主となり得ます。最近、敵対的買収の対応策として、安定株主となる持株会の拡充を検討する企業が増えています。
POINT 4
インサイダー取引規制の適用除外
従業員持株会は、一定の計画に従い、個別の投資判断に基づかず、継続的に買い付けを行うことが原則となっており、会員は定時定額で買い付けている限りにおいては、金融商品取引法第166条におけるインサイダー取引規制の適用を受けません。
POINT 5
ドル・コスト平均法による自社株の購入
毎月の継続投資で株式を買い付けますので、会員は無理のない拠出で株式の購入ができます。
制度導入にかかるサポート体制
当社は、持株制度に関し、持株会の設立からその後の事務運営まで幅広くサポートしてまいります。
- 1制度説明
- 2実施に関するアドバイス
- 1持株会設立までの準備にかかる事項
- 2持株会の設立に関する事項
- 3持株会の運営に関する事項
- 3必要書類の作成アドバイス
- 4持株会事務運営に関するアドバイス
- 5持株会事務の受託
「Nikko Next-One システム」について
『Nikko Next-Oneシステム』では
持株会会員が残高を確認したり、各種申込を行ったり、各種帳票の閲覧およびダウンロードをご利用いただけます。
Nikko Next-One 3つの特長
- 紙の作業連絡表の郵送不要。会員別持分明細表および各種精算書をWeb画面上で閲覧が可能
- 郵送廃止による時間短縮
- アップロード・ダウンロード機能拡充
- 申請・承認作業が共有され、いつでも対応状況が確認可能
- 事務作業のスケジュールを見える化
- サービス利用時間の延長
- 休日・祝日の事務局利用が可能
- 会員ご自身でパスワード再発行手続きが可能
- 持分株式の振替が随時可能
- Webマニュアルの搭載(UI改善/UX向上)
「Nikko For-ONE システム」について
- 持株制度実施会社が抱える問題
- 申込書の取り扱いから給与控除処理、株式買付後の残高に関する会員からの照会対応等、煩雑な事務作業にかかる持株会事務局の負担。これらの事務負担は、一連の事務処理をペーパーで行っていることに起因するものと考えられます。
『Nikko-For-ONEシステム』なら、従来のペーパーベースでの事務処理スキームを一部インターネットで利用可能です。
ペーパーレス&アウトソースを図る手段を提供します。
- Nikko-For-One システムの主な機能
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- 申込書への記入、提出をインターネットからの入力作業に代え、ペーパーレスを図る。
- 会員の申込内容はインターネットからの一覧確認とし、指示により自動集計、作業連絡表を作成。
- 必要に応じて給与等控除データを作成、提供(ダウンロード)可能。
- 持分計算後の会員別持分明細については、ペーパー・データ双方での提供(データはダウンロード)可能。
- 持株会事務局または会員自身による持分残高の照会可能。
持株会からの株式引出手続き等について
持株会から会員が株式を引き出す際のお手続き等の概要について、ご説明いたします。