高専インカレチャレンジ
第一弾の振返り

開催概要

参加者24名の分布

PFUからの課題

当社の企業リソースを使った、DX(デジタルトランスフォーメーション)を学校(小学〜高専)で進めていくことが出来る製品やサービスを考えてみてください。

チーム別の成果物サマリー

チーム/
サービス名
サマリー
Aチーム
「プリマネ」
プリント管理システム(プリントをスキャナで読み込み、タグ分類)で 高専生のテスト期間中の過去問へのアクセス、プリントの整理、プリントの画像管理の不を解決。 プリントにQRコードを貼り付け、そこからタグを読み取る仕組み。またプリントのオープンデータベース化により、学生と教員、学生同士でのプリントの共有が可能するサービス。
Bチーム
「POSTMAN」
(最優秀賞)
学生の紙媒体での課題提出の不を解決。宛先情報をQRコードで貼り付けたプリントをスキャナに通し、クラウドを介して自動的に宛先のPCにデータ送信。プロトタイプとしては普通紙でのマークシートの送信、自動採点までの流れを実装。オープンソースソフトウェア(OSS)として、各学校の学生や教員が独自にスキャナの処理を追加できる仕様とした。
Cチーム
「教室で空気読み」
(企業賞)
毎日検温の記録や提出を紙媒体で行っている不を解決。赤外線カメラの設置により、常時教室にいる学生の体温、出席状況、Co2濃度等を把握。一時的ではなく状況を常時把握しデータ管理することで、学生へのケア、扇風機による換気・温度調節などのソリューションにつなげる。今後の展開としては、学生の寝ている時間の把握につなげ、授業の質の改善にもつなげたい。
Dチーム
「Air Doc」
教員の教材作成の不を解決。教員の作成したプリントをクラウドで保管しテーマごとに整理。他の学校の教員や塾講師もアクセスできるようにする。プロトタイプを作成し、資料の閲覧数に応じた、システム利用料の値引きなど、教員による資料共有を促進するインセンティブ設計にも言及。
Eチーム
「超多機能データ
管理NAS」
教員側の単純作業にかかる負担(不)を解決。スキャナとNAS(=ネットワークに接続されたストレージ)を組み合わせたうえでAIを搭載。AIで書類のタグ付けを行い、電子データ管理をこの機器1つで実現。今後の展開としては、AI精度向上のために、多くの機関で収集したデータ(電子書類だけでなく授業の板書やZoom映像など)を読み込んでいくことも想定。
Fチーム
「Beginning DX」
年度末の教員の備品チェックの不の解決。市販の小型で安価なICタグを備品に貼り付け、スキャナ(スマホ)をかざすだけで記録管理が可能になる仕組み。小さなものにも貼れる、移動情報も書き換え簡単、一括読み取り可能、書き込める情報が多い、汚れに強く長持ちなど機能面のメリットが多い。学校側にとっても、導入費用が安い、やり方が簡単、ミスが減る、などメリットが多いサービス。