国内投資信託ヘルプ

運用会社

投資信託の運用の指図を行う会社のことで、投資信託会社、投信会社などとも呼ばれています。
運用会社では、投資信託を開発したり、運用の際の売買の指示、投資判断などを行い、投資信託の決算ごとに運用報告書を発行します。
投資信託は、運用の指図を行う運用会社の他、投資信託を販売する販売会社(証券会社など)、資産を預かり売買を実行する信託銀行が主体となって運営されています。

基準価額

投資信託の値段のことで、多くは1口または1万口当たりの値段のことです。その投資信託が保有する株式や債券などの時価評価の総額に利息や配当金などの収入を加え、そこから運用コストを差し引いた金額を総口数で割って算出しています。
多くの投資信託では、基準価額は当初1万口1万円で設定され、その後の運用結果により変動します。

純資産総額

投資信託に組み入れられている株式や公社債等を時価評価し、公社債等の利息や株式の配当金等の収入を加え、信託報酬等の投資信託の運用に必要な費用を差し引いて算出します。投資信託の規模を示す数字としても利用されます。

カテゴリー/テーマ

投資地域、投資対象資産などに基づき当社が分類した投資信託のカテゴリー/テーマです。

投資地域

投資信託協会が定める投資信託の属性区分である「投資対象地域」を表示します。
どのような資産に対して投資を行うのかを示しています。

決算日

投資信託の決算を行う日のことです。年1回、年2回、毎月など、投資信託によって異なります。決算日には、その期間の投資信託の損益や資産状況の計算、分配金の支払いなどが行われます。運用報告書は決算日を基準に作成され、投資信託を保有する投資家に配布されます。ただし、決算期間が6ヶ月未満の投資信託は、6ヶ月ごとに発行されます(MRFは1年ごと)。

設定日

投資信託の運用が開始される日のことです。
投資信託は、運用する前に資金を集める当初募集期間という時期を経て、設定日から運用を開始します。設定日はパンフレットや目論見書の中の「お申込メモ」や「ファンド概要」などに記載されています。
多くの投資信託は設定日の基準価額を1万円として運用をスタートしています。

償還日

投資信託の場合は運用が終了する日のことをいいます。満期のようなもので、運用レポートや目論見書に掲載されていますが、償還日を無期限としている投資信託も数多くあります。
償還日は、投資信託が発売される時点で決められていますが、運用成績が悪化したり、資産が少なくなったりして運用が困難になった場合には、償還日前でも償還されることがあります。

制度・サービス

NISA(成長投資枠/つみたて投資枠)

NISAの「成長投資枠」や「つみたて投資枠」の取扱対象となるファンドを検索できます。ファンド詳細画面では、それぞれの取扱対象ファンドの場合に「○」が表示されます。

iDeCo

日興iDeCoの取扱対象となるファンドを検索できます。ファンド詳細画面では、「日興iDeCo」の取扱対象ファンドの場合に「○」が表示されます。

投信積立(投信つみたてプラン)

オンライントレード(日興イージートレード)の「投信つみたてプラン」において、投信積み立てが可能なファンドを検索できます。ファンド詳細画面では、「投信つみたてプラン」対象ファンドに「○」が表示されます。なお、お取引コース(総合コース、ダイレクトコース)による取り扱いファンドの違いはありません。

購入手数料(ダイレクトコース)

ダイレクトコースで購入手数料無料のファンドを検索できます。ファンド詳細画面では「購入手数料無料」ファンドの場合に「〇」が表示されます。

モーニングスター・レーティング

モーニングスター・レーティングはイボットソン・アソシエイツ・ジャパン(イボットソン)が発表している、☆マークで表された投資信託のパフォーマンスに関する参考指標です。
同種の分類の他のファンドに対するパフォーマンスの大きさや、パフォーマンスの一貫性を相対的に評価し、評価結果を☆1個から☆5個までのマークで表します。
☆の数が多いほど、同種の分類のファンドをコンスタントにアウトパフォーマンスする能力が高かったといえます。

なお、相対評価の対象となるファンドを決める分類は、イボットソンによる分類を使用しており、本ページで表示している分類とは異なります。

[モーニングスター・レーティングのご利用に関するご注意]

モーニングスター・レーティングは、ファンドの購入、売却、あるいは保有を推奨するものではありません。モーニングスター・レーティングは過去の一定期間の実績を分析したものであり、将来のパフォーマンスを保証もしくは推測する指標ではありません。モーニングスター・レーティングはイボットソン・アソシエイツ・ジャパン株式会社に提供された最新の情報、もしくはイボットソン・アソシエイツ・ジャパン株式会社が信頼性を認めた情報に基づき作成されていますが、その正確性、完全性等について保証するものではありません。モーニングスター・レーティングの著作権、知的所有権など一切の権利はイボットソン・アソシエイツ・ジャパン株式会社に帰属し、許可無なく複製、転載、引用することを禁じます。

QUICKファンドリスク

株式会社QUICKが毎月算出、公表する投資信託のリスク指標です。略称の「QFR」の呼び方で公表される場合もあります。

投信の価格変動リスク(過去の価格変動の度合い)をTOPIX(東証株価指数)との相対評価で表します。国内投資の代表的な指標であるTOPIXの価格変動リスクと比較することで、個々の投信の価格変動の大きさが、感覚的に理解しやすくなっています。
評価はリスク最小を意味する「QFR1」からリスク最大の「QFR5*」までの6段階に分類されます。
例えば、『リスク値がTOPIXの3分の1以下の投信は、「QFR1」に分類』します。

  • TOPIXは「QFR3」に分類されますが、リスク値は「QFR3」と「QFR4」の境目に位置します。

評価対象となるファンドは、4カ月以上の運用実績のある追加型株式投資信託です。なお、元本確保型のファンドなど、一部のファンドについては評価対象外となる場合があります。

QUICKファンドリスクは、毎月末基準で算出され、毎月第2営業日に更新されます。

[QUICKファンドリスクのご利用に関するご注意]

QUICKファンドリスクは、株式会社QUICKが算出、公表する投資信託のリスク指標です。当該指標は過去の一定期間の実績を分析したものであり、将来の運用成果等を保証もしくは推測する指標ではありません。本情報の内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではなく、これらの情報によって生じた損害について、情報提供元は原因の如何を問わず一切の責任を負いません。本情報の内容については、蓄積・編集加工・二次加工を禁じます。また、予告なしに変更を行うことがあります。

取引可能コース

通常(一括)買付では「総合コース」と「ダイレクトコース」で、お申込手数料率や取扱対象ファンドが異なる場合があります。オンライントレード(日興イージートレード)での投信つみたてプラン設定においては、「総合コース」と「ダイレクトコース」で取り扱いファンドの違いはありません。

累積リターン

一定期間内における分配金込み基準価額の騰落率です。
月末基準で算出され、追加型のファンドは翌月第2営業日、単位型のファンドは翌月第10営業日に更新されます。

  • 分配金(税引前)を再投資したものとして計算しています。
  • ファンドの解約に伴う手数料等は差し引いておりません。
  • 累積リターンは過去の一定期間の実績を分析したものであり、将来の運用成果等を保証もしくは推測する指標ではありません。

シャープレシオ

リスク(標準偏差)1単位あたりの超過リターン(リスクゼロでも得られるリターンを上回った超過収益)を測るもので、この数値が高いほどリスクを取ったことによって得られた超過リターンが高いこと(効率よく収益が得られたこと)を意味します。異なる投資対象を比較するときに、同じリスクならどちらのリターンが高いかを考えるときに役立ちます。
このシャープ・レシオは、リスク調整後のリターンを測るものとして、投資信託の運用実績の評価などにも利用されます。

  • 2017年3月13日より、年率換算データを表示しております。

標準偏差

一定期間に計測したリターンの変動性=リスク(長期のリターンの平均に対する短期でのリターンのブレ具合)を示します。 標準偏差の値が大きいほど、リターンのブレが大きく想定した結果にならない可能性が高く、標準偏差の値が小さいほど、リターンが安定的に平均に近く推移していたことになります。

  • 2017年3月13日より、年率換算データを表示しております。

分配金

投資信託の収益から投資家に還元するお金のことで、決算時に支払われるのが一般的です。ただし、運用成果や今後の運用戦略を考慮したうえで運用会社が決めるため、決算期ごとに分配金額が変わる場合、または分配金が支払われない場合があります。

  • 分配金の支払い原資は投資信託の資産ですので、分配金を支払うと資産は減ることになります。このため、分配金を支払うことで、その分だけ基準価額が下がることになります。
  • ファンドの購入価額によっては、分配金の一部またはすべてが、実質的には元本の一部払戻しに相当する場合があります。ファンド購入後の運用状況により、分配金額より基準価額の値上がりが小さかった場合も同様です。
  • 運用状況によっては、分配金額が変わる場合、または分配金が支払われない場合があります。
  • 分配金は税引前の表示となります。
【直近決算時分配金】

直近の決算において支払いのあった分配金(税引前)を表示しています。日付は直近の決算日です。

【年間実績分配金】

前月を基準とし、過去12ヶ月の分配金(税引前)を合計した値を表示しています。

分配(決算)回数

分配金が決定される決算(各ファンドの保有資産や負債額等を計算して分配金額を計算する)の回数です。分配回数は、各ファンドにより定められており、毎月〜年1回とさまざまです。なお、分配方針は、運用会社が決算の状況により決定しますので、分配金が決算期毎に変わる場合、または支払われない場合があります。

追加型/単位型

追加型投資信託とは、当初募集期間、または運用開始後にかかわらず、いつでも購入可能な投資信託のことで、オープン型投資信託とも呼ばれています。当初募集期間中は、それぞれの投資信託で決められたお申込価額での購入になりますが、運用開始後は時価である基準価額で購入します。
追加型投資信託に対し、当初募集期間のみしか購入できない投資信託のことを単位型投資信託(ユニット型投資信託)といいます。