経営理念

100年以上にわたり受け継いできた、私たちの原点を大切に、
「健全な資本市場の発展を、豊かな人生・社会の実現につなげる」
創業者である遠山元一は、創業以来一貫して、資本市場の発展と日本の産業への貢献を通じた証券会社の地位向上を使命とし、今も当社の価値観に脈々と受け継がれているお得意さまとの「共存共栄」、「親切で正直」という考えを大切にしていました。
私たちSMBC日興証券は、創業当時からのこの想いを受け継ぎ、「健全な資本市場の発展を、豊かな人生・社会の実現につなげる」ことを社会的使命としています。
変化の激しいこの世の中で、この社会的使命を成し遂げるには、「多様性を尊重」し、多様なバックグラウンドをもつプロフェッショナルな人財が集まって、力を掛け合わせて業務に取り組むことが欠かせません。
そこで、経営理念が日々の業務における私たちの共通の軸となるよう、2023年に、よりわかりやすく、身近に感じることのできる内容へと理念体系を改訂しました。
経営理念を私たちの共通の軸とし、互いにリスペクトし合い、言いたいことが言いあえるようなコミュケーション環境をつくり、皆が切磋琢磨して「成長し続ける」、そのような企業文化の醸成に向けて、さまざまな取組を行っています。詳細は、ホームページをご覧ください。
昨今、社会情勢を含めあらゆる分野において変化のスピードが加速しています。そのような環境の中、「健全な市場を守る」役割を果たし、資本市場の発展を牽引することで、「SMBC日興とはどんな時でも安心して取引できる」と言っていただける信頼を築き上げることが、当社の務めだと胸にあらためて刻み込んでいます。
全てのステークホルダーにとっての明るい未来へつながるよう、当社は歩みを進め、私たちだからこそできる新しい価値創造を目指して取り組んでまいります。
いっしょに、明日のこと。

経営理念
当社の経営理念は、「社会的使命」と「プロフェッショナルとして大切にする価値観」の2つの要素で構成されています。「社会的使命」は、刻々と変化する資本市場の中でビジネスを行う証券会社としての当社の存在意義そのものです。また、創業時から大切にしてきた想いや証券会社としての信念を、社会的使命を果たしていく際に心がけるべき「プロフェッショナルとして大切にする価値観」にまとめています。
なお、当社では2022年の不祥事(相場操縦事案・銀証ファイアーウォール規制違反事案)を契機に、日々の業務の判断軸となる経営理念を十分に浸透させることができていなかったことを反省し、全役社員において身近に感じてもらえる内容を目指し、理念体系を現在の形に改訂しています。

社会的使命
健全な資本市場の発展を、豊かな人生・社会の実現につなげる
プロフェッショナルとして大切にする価値観
親切で正直・共存共栄・成長し続ける・多様性を尊重する・健全な市場を守る
データでみる「プロフェッショナルとして大切にする価値観」
「プロフェッショナルとして大切にする価値観」を体現するための指針として、具体的な行動を「行動規範“Good Action”」として定めています。お客さま、社会、市場など様々なステークホルダーにとって「善い行動」であり、親しみやすさを醸成するために“Good Action”とし、15項目で構成しています。
様々な参加者が集い、刻々と変化する資本市場において、私たちが正しい判断を迅速にするために、 一人ひとりが 「経営理念」を胸に刻み、「行動規範“Good Action”」を実践しています。下記では、“Good Action”の15項目に関連するデータの一部を紹介させていただきます。
親切で正直
高い倫理観を持ち、お客さまや社会の信頼にこたえられるよう誠心誠意行動する。
- お客さま満足度
- 74%
- お客さま満足度
-
74%
- ※CX調査「担当者にご満足いただけている割合」(2024年度)
当社では、お客さまアンケート(CX調査)を定期的に実施しています。お客さまからいただいた貴重なご意見は、営業店や本社関連部署にフィードバックを行い、お客さまへの応対品質などの改善に活かしているほか、当社のサービス品質の向上に取り組んでいます。
詳細は以下のページをご参照ください。
- 問合せ窓口格付け
- 国内唯一、19年連続 三つ星
- 問合せ窓口格付け
-
国内唯一、19年連続 三つ星
- ※2006年-2024年
当社は、ITサポートサービスにおける世界最大のメンバーシップ団体であるHelp Desk Instituteの日本法人HDI-Japanが提供するサポートサービスの格付け調査において、電話窓口を評価する「問合せ窓口」部門、ホームページを評価する「WEBサポート」部門で、最高評価となる三つ星を取得しています。「問合せ窓口」は19年連続、「WEBサポート」は14年連続の取得となります。
詳細は以下ページをご参照ください。
- 内部通報の件数
- 年75件
- 内部通報の件数
-
年75件
- ※2023年度
当社では、コンプライアンスを経営の最重要事項の一つとして位置付け、適切な指示・指導、モニタリングが行える体制の整備に努めています。また、不正行為の防止、早期発見・是正のための予防策を講じる等、コンプライアンス体制の整備と実践に取り組んでいます。
その一環として、法令諸規則に違反する行為やその疑義のある行為、行動規範に反する行為を早期に発見・是正することを目的とし、自浄機能を高めるための内部通報窓口を設置しています。また、社内アンケート等を通じて報告や相談を受け付けています。
コンプライアンス体制については以下( p.39-42 内部管理の状況の概要)をご参照ください。
共存共栄
お客さまの良きパートナーとして、未来に向けて共に発展していくことで豊かな社会の実現につなげる。
- 分析レポート提供件数
- 年23万件
- 分析レポート提供件数
-
年23万件
- ※2024年度(2025年2月末時点)
Nikko PRM Primeは、お客さまごとの最適なポートフォリオ・リスク管理を支援するサービスです。
お客さまの保有資産を個別銘柄単位で詳細に分析し、リスクを多角的な視点で可視化します。また、当社預かり資産にとどまらず、他の金融機関にお預けの資産も含めた金融資産全体の分析が可能です。
分析レポートの結果を踏まえた丁寧な対話を通じ、お客さまの最善の利益に適うポートフォリオの構築から運用・管理まで、一気通貫でサポートしてまいります。
- 家族でワクワク体験DAY
- 参加人数 23,473名
- 家族でワクワク体験DAY
-
参加人数 23,473名
- ※2024年までの延べ人数
当社では、夏休みの企画として、小学校の児童とその家族を対象に、社会学習プログラム『家族でワクワク体験DAY』を開催しています。2024年は全国にある89の本支店にて開催(合計1,491名参加)し、クイズや支店見学などを通じて、社会とお金の仕組みや証券会社の仕事を学んでいただきました。2006年から開催している本プログラムの参加者は、2024年の開催を終えて、延べ23,473名となります。
- サステナブルファイナンス
- 実行額 24兆円
- サステナブルファイナンス
-
実行額 24兆円
- ※2020年度-2023年度累計 SMBCグループ
SMBCグループでは、主体的に取り組むべき重点課題(マテリアリティ)の1つとして定めた「環境」に係るKPIとして2020年~2029年度サステナブルファイナンス取組額50兆円を設定し、取組を推進しています。
当社は、「健全な資本市場の発展を、豊かな人生・社会の実現につなげる」という社会的使命に基づき、環境や社会に配慮した金融商品・サービスの提供を通して、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
成長し続ける
現状に満足せず、主体的に挑戦・変化することで成長を続け、迅速かつ質の高いサービスの提供につなげる。
- 研修時間
- 年67時間
- 研修時間
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年67時間
- ※1人当たり平均(2024年度)
当社では、プロ意識を持ち、チームで共創しながら挑戦できる、「親切で正直」な人財の育成を目指しています。各階層で充実した研修体系を設けているほか、業界屈指の資格取得支援制度、多様な自己啓発ツールなど、多方面から人財育成を推進しています。
- Nikko Ventures NEXTコミュニティの
- 参加人数 297名
- Nikko Ventures NEXTコミュニティの
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参加人数 297名
- ※2025年2月末時点
当社では、既存のアセット(データ、顧客基盤、人財、ネットワーク等)を活用しつつ既存の枠に捉われない発想で新たな社会的価値の創造を目指す社長直属のプロジェクトを設置し、新規事業創出の取組を進めています。
〈プロジェクト〉
- 資格保有者
- 1,540名
- 資格保有者
-
1,540名
- ※証券アナリスト(CMA)+CFP資格保有者(2024年12月末)
当社では、社員の専門性を磨く一環として、AFP、CFP、証券アナリスト、プライベートバンカー、宅建、中小企業診断士、ITストラテジスト、サステナビリティ検定等、様々な専門資格について、資格の取得を支援しています。
多様性を尊重する
多様性に富んだ人財を大切にし、切磋琢磨しながらグループの知恵と能力を結集する。
- 新商品・新サービスの検証件数
- 年87件
- 新商品・新サービスの検証件数
-
年87件
- ※2024年度(2025年2月末時点)
当社において新たに提供する新商品・新サービスは、お客さまの最善の利益に資する商品・サービスかどうか、市場の公正性に悪影響を与えるリスクがあるかどうか等、様々な観点から検証するプロセスを経て取扱いを開始しています。また、既存の商品・サービスについても、定期的に品質の検証を行っています。
- Wevoxスコア
- 68
- Wevoxスコア
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68
- ※2023年度全体スコア
SMBCグループでは、組織や従業員のエンゲージメントの状態を定点観測し、本部やマネジメントの改善活動をサポートするツールとして、「Wevox」を活用しています。
また当社では、マネジメント力向上を目的に360度サーベイを全社的に活用しています。
各種サーベイを実施することで組織の健康状態を適時に把握し、必要な改善アクションをとっていくことで、「多様でプロフェッショナルな社員が挑戦し続け、働きがいを感じる職場とチームの実現」を目指しています。
- ノーマライゼーション研修
- 参加人数 910名
- ノーマライゼーション研修
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参加人数 910名
- ※2023年度末時点延べ人数
当社では、経営理念に掲げる「多様性の尊重」・「共存共栄」を体得し、ノーマライゼーションの実現を目指す施策として2015年度より当社子会社である日興みらんでの研修を実施しています。
ファーム(千葉県市原市)でオンラインにて座学を行い、その後ファームスタッフと共同で農作業を実施することを通じて、「ノーマライゼーション社会」「共生社会」の実現に向けた意識醸成を図っています。
健全な市場を守る
市場の番人としての役割を果たし、参加者としても公正かつ誠実に行動する。
- 不公正取引防止部会
- 開催件数 年5回
- 不公正取引防止部会の
-
開催件数 年5回
- ※2024年度
当社では、市場の健全性を守るゲートキーパーとして、公正かつ透明な取引を確保する役割を果たすこと、また自らも健全な市場競争の参加者として公正かつ透明な取引を行うこと確保することを目的に売買管理態勢を整備しています。
当該売買管理態勢の維持・強化を目的とした専門の会議体として「不公正取引防止部会」を設置し、外部弁護士を交えフロント部門及びコンプライアンス部門で不公正取引の未然防止や再発防止に向けた態勢の議論を継続的に行っています。
- AML・CFT関連の資格保有者数
- 655名
- AML・CFT関連の資格保有者数
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655名
- ※2025年2月時点
当社では、マネーロンダリングやテロ資金供与といった金融犯罪防止に向けた取組を一層強化しています。AML/CFT(Anti-Money Laundering/Counter Financing of Terrorism)に関する専門知識を基盤に、法令遵守とリスク管理を徹底し、金融犯罪の未然防止に努めています。これにより、健全な金融市場の維持を図り、社会の信頼を確保することを目指しています。また、急速に変化する国内外の規制環境や犯罪手口に対応するため、社員の継続的な教育や最新技術の活用にも注力しています。今後も、お客さまや社会の信頼に応え続けるため、金融犯罪対策をさらに強化し、効果的な対策の追求に努めてまいります。
- 情報管理に関する研修
- 年4回
- 情報管理に関する研修
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年4回
- ※2024年度
当社では、「お客さまに関する情報は大切な資産」として厳格に管理し、適切な利用・取扱いを徹底することを目的に、全役社員を対象とした情報管理に関する研修を繰り返し実施しています。
年間の研修を通じて、証券会社が取り扱うさまざまな情報に関する規制趣旨の認識を深めるとともに、証券のプロフェッショナルとして、常に情報の重要性を理解した行動の徹底を図っています。