外債 銘柄選びのポイント!

外債銘柄を選ぶ上でのポイントを確認しましょう

日本においては低金利環境が続いていますが、海外に目を向けると相対的に高い金利環境の国々があります。外貨建て債券への投資を検討する場合、①金利と為替、②発行体の信用力、③年限が銘柄選びのポイントとなります!

POINT 1

金利+為替のトータルリターン

通貨のパフォーマンスによって、トータルリターン(円換算)が変化します

海外には日本と比べて相対的に金利の高い国々があります。
海外の高い金利を享受できるのが、外貨建て債券の大きな魅力です。

各国10年国債利回り
各国10年債利回りの比較

一方で、外貨建て債券の投資には、「為替リスク」が存在します。償還時の為替が購入時の為替に比べ円安になると為替差益が得られますが、円高になると為替差損が生じ、円換算したトータルの利回りが低下します。銘柄を選ぶ際は、為替の見通しについても確認しましょう。下のグラフは、それぞれの期間における各通貨の対円騰落率を表示しています。同じ期間でも通貨によって騰落率に差が出ており、為替のパフォーマンスも銘柄を選ぶ際の重要ポイントであることが分かります。

各通貨の対円騰落率(期間:2012年1月〜2015年12月)
出所:BloombergよりSMBC日興証券作成
各通貨の対円騰落率(期間:2016年1月〜2023年7月)
出所:BloombergよりSMBC日興証券作成

下のグラフは、ある時点から米国10年国債を10年間保有した場合の利息収入と為替差損益、そしてふたつを合わせたトータル収益(円換算)を示しています。
過去の相場環境における米国10年国債の運用成果は、債券の利息収入以上の為替差損によってトータル収益がマイナスとなった投資タイミングもありましたが、概ねトータル収益のプラスが確保されていました。為替差損を利息収入が補う場合や、少ない利息収入であっても為替益がトータル収益を押し上げる場合も考えられます。

米国10年国債運用成果(投資期間10年)
出所:BloombergよりSMBC日興証券作成
  • 投資開始時点における米国10年国債の流通利回りを基に100万円を10年間運用したと仮定した運用成果を検証(税金および利息の再投資は未考慮)
  • 利息収益は償還時点の為替を基に円転した金額で計算
  • グラフ内為替差損益は、投資元本に対する為替差損益を表示
    (利息収益には利息に対する為替差損益が含まれる)
POINT 2

発行体の信用力

格付けを参考にしつつ、自身のリスク許容度を見極めましょう

資金調達のためにお金を借りる側を、債券の「発行体」といいます。発行体によって元本の返済や、利息の支払などの条件が変わってきます。国、地方公共団体、民間企業など、発行体は様々ですが、その“健全性”を判断することが重要なポイントになります。

発行体の健全性を図る上で一つの尺度となるのが、その発行体の「格付け」になります。格付けとは、格付機関が発行体の債務支払能力を評価し、信用力を示したものです。格付けが高い発行体ほど債務不履行(借入金などをあらかじめ決められた条件で支払うことができなくなる)に陥る可能性は少なく、格付けが低くなるほど債務不履行に陥る可能性が高くなります。
また、発行体の信用度が高ければ低い金利でもお金を調達できますが、信用度が低いと高い金利を支払わないとお金を調達することができないことから、一般的に格付けの低い債券ほど金利(利回り)は高くなり、格付けが高くなるにつれて、金利(利回り)は低くなる傾向にあります。

  • 上記は格付けのイメージ図であり、格付けの方法、前提などは格付機関によって異なります。
POINT 3

年限

ライフイベントや資金計画に合わせて、最適な年限を選択しましょう

同一の発行体であっても、年限が違えば利率も変わってきます。
固定の利付債の場合、今後金利が上昇すると考えられている状況では、年限が長い債券ほど、利率は高くなるのが原則です。通常、年限が長い債券ほど価格変動が大きくなる傾向にあることから、途中売却する場合には注意が必要です。ご自身のライフベントや資金計画を確認し、お金がいつ必要になるのかを見極めたうえで、最適な年限を選択することが肝要です。

  • 債券において、「単価」と「金利(利回り)」は逆行関係にあります。
  • 利回りの変化幅を同じにして比べた場合、期間の長い債券の方が単価の変動が大きくなります。

ご参考:債券詳細・概算シミュレーション

債券詳細・概算シミュレーションを活用しましょう

既発 外貨建て債券」のページに掲載されている銘柄について、「銘柄名」の箇所をクリックすると、その銘柄の購入額面、為替に応じた概算のシミュレーションを行うことができます。
対象の銘柄について、「債券詳細・概算シミュレーション」を開き、額面と為替を入力すると、対象の債券を満期まで保有した場合の為替の損益分岐点を確認することもできます。銘柄を選択する際の参考に、本ツールをご活用ください。

  • 上記シミュレーションはあくまで目安であり、投資判断の参考となる情報提供を目的としており、投資勧誘を目的として作成したものではありません。
  • 上記シミュレーションは概算であり正確な経過利子、受渡代金、受取利金、元利金合計ではありません。利金、償還差損益等に関する課税および為替スプレッド等は考慮しておりません。源泉徴収後の受取利金は税率20.315%、元利金合計や損益合計は源泉徴収前を前提に計算しております。
  • 参考価格は市況などの変動により、実際にお買付になる場合の条件と異なる場合があります。
  • 受渡につきましては原則、約定日より起算して3営業日目が受渡日となります。(利落日を受渡日として算出している場合もあります。)
  • 上記シミュレーションの計算結果が実際値と異なることがありますのでご了承ください。
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