初めてでもわかりやすい用語集
相続に関する用語一覧
- 遺産分割 (いさんぶんかつ)
相続人が複数いる場合に、これら相続人に遺産を分配することです。
- 遺産分割協議 (いさんぶんかつきょうぎ)
遺産の分割方法を相続人全員で協議することです。
- 遺産分割協議書 (いさんぶんかつきょうぎしょ)
相続人全員で遺産分割協議をした結果、その内容を書式にまとめたものを遺産分割協議書といいます。遺産分割協議書には、誰が…
- 遺贈 (いぞう)
被相続人が遺言により財産を与えることです。
- 遺留分 (いりゅうぶん)
遺留分とは、民法によって兄弟姉妹(甥・姪)以外の法定相続人に保障された相続財産の最低限度の割合のことをいいます。本来…
- 遺留分侵害額の請求 (いりゅうぶんしんがいがくのせいきゅう)
遺留分を侵害された相続人は、侵害した受遺者や受贈者等に対して、その侵害額に相当する金銭の支払いを請求することができま…
- 延滞税 (えんたいぜい)
税金の一部または全部を期限までに納税しない場合に課せられる税金です。
- エンディングノート (エンディングノート)
主に人生の終末期に自身に生じる万一のことを考え、事前に家族や友人へのメッセージを書いたり、医療・介護や葬儀の希望等を…
- 過少申告加算税 (かしょうしんこくかさんぜい)
申告税額が正しい額より少なかった場合に本税に加算されて徴収される税金のことです。
- 過料 (かりょう)
国または地方公共団体が行政上の軽い禁令を犯した者に対して科する金銭罰。「あやまちりょう」と呼ばれることもあります。
- 換価分割 (かんかぶんかつ)
相続財産を売却換金して、その売却代金を相続人間で分配する方法です。
- 教育資金の一括贈与非課税措置 (きょういくしきんのいっかつぞうよひかぜいそち)
2013年4月1日〜2026年3月31日までの間に、30歳未満の子や孫に対して教育資金の目的で一括贈与をした場合、受…
- 限定承認 (げんていしょうにん)
相続を受けた人が、プラスの財産の範囲内でマイナスの財産を引き継ぐことです。
- 検認 (けんにん)
遺言書を作成した者(被相続人)が死亡した場合、遺言書を預かっていた者、あるいは発見した相続人は、遅滞なく家庭裁判所に…
- 公証人 (こうしょうにん)
当事者やその他の関係者の依頼によって公正証書を作成したり、私製証書等に認証を与えたりする権限を持つ者を公証人といいま…
- 公正証書 (こうせいしょうしょ)
公証人が法律上の権利等に関する事実について作成した証書のことです。
- 死因贈与 (しいんぞうよ)
贈与者の死亡によって効力を生じる生前の財産の贈与契約のことです。遺贈と同じ扱いになり、相続税の課税対象になります。
- 死亡退職金 (しぼうたいしょくきん)
被相続人が在職中に死亡した際、遺族に対して支払われるもので、退職手当金や功労金等その他これに準ずる給与等が該当します…
- 死亡保険金 (しぼうほけんきん)
被保険者が死亡したことにより支払われる保険金のことです。
- 受遺者 (じゅいしゃ)
遺言によって遺贈を受ける人。受遺者は自分の意思によって遺贈を受けることも放棄することもできます。
- 受贈者 (じゅぞうしゃ)
贈与を受けた人を受贈者といいます。
- 準確定申告 (じゅんかくていしんこく)
相続税の申告とは別に、被相続人の生存中の所得にかかる所得税について、相続人が代わりとなり申告・納税することです。
- 小規模宅地等の特例 (しょうきぼたくちとうのとくれい)
相続税の計算上、被相続人等の自宅や事業用の敷地の評価について、一定の要件を満たすことで最大80%の減額が認められる特…
- 審判 (しんぱん)
裁判所が“相続争い”等の事件を審理して判断、または判決を下すことです。
- 推定相続人 (すいていそうぞくにん)
現状のまま相続が発生した場合に相続人になるべき者のことです。
- 成年後見人制度 (せいねんこうけんにんせいど)
認知症や知的・精神障害等で判断能力の不十分な人を保護する制度で、家庭裁判所が決めた成年後見人が、本人に代わり財産管理…
- 相続時精算課税制度 (そうぞくじせいさんかぜいせいど)
2,500万円まで課税されずに贈与できる制度で、贈与された財産は贈与者が亡くなったときに贈与時の価額で相続財産に加算…
- 相続税の延納 (そうぞくぜいのえんのう)
一定の要件を満たすことで相続税を分割して納税することです。
- 相続税の基礎控除額 (そうぞくぜいのきそこうじょがく)
相続税額を計算する上で一定額差し引くことのできる金額のことで、[3,000万円+法定相続人の数×600万円]で計算さ…
- 相続税の障害者控除 (そうぞくぜいのしょうがいしゃこうじょ)
相続人が障害者である場合、一定の範囲内で相続税が控除されます。85歳に達するまでの年数1年につき10万円(特別障害者…
- 相続税の物納 (そうぞくぜいのぶつのう)
相続税を現金以外のもので納めることです。相続税は現金で納付することが原則ですが、これが困難な場合に、一定の条件を満た…
- 相続税の未成年者控除 (そうぞくぜいのみせいねんしゃこうじょ)
相続人が未成年である場合、一定の範囲内で相続税が控除されます。18歳に達するまでの年数1年につき10万円を未成年者控…
- 相続放棄 (そうぞくほうき)
相続が発生した際、プラスの財産もマイナスの財産(借金)も一切相続しないことです。
- 贈与税の基礎控除額 (ぞうよぜいのきそこうじょがく)
贈与税を計算する上で一定額を差し引くことができる金額のことです。暦年贈与の場合、受贈者(贈与を受けた人)1人あたり年…
- 贈与税の配偶者控除 (ぞうよぜいのはいぐうしゃこうじょ)
配偶者が居住用不動産またはその購入資金の贈与を受けた場合には、贈与税の計算上、配偶者控除として最高2,000万円の特…
- 代襲相続人 (だいしゅうそうぞくにん)
相続人となるはずであった子または兄弟姉妹が、被相続人より先に死亡した場合や、相続欠格、推定相続人の廃除によって相続権…
- 調停 (ちょうてい)
民事上または家庭内の紛争を解決するために、裁判所が仲介して当事者間で和解させることです。
- 直系尊属 (ちょっけいそんぞく)
「直系」とは、いわゆるタテの血縁関係で、「尊属」とは目上の者の意味。したがって、自分の父母、祖父母、曾祖父母等を指し…
- 直系卑属 (ちょっけいひぞく)
「直系」とは、いわゆるタテの血縁関係で、「卑属」とは目下の者の意味。したがって、自分の子、孫、曾孫等を指します。
- 定期贈与 (ていきぞうよ)
定期的に一定の財産を贈与することです。
- 二次相続 (にじそうぞく)
夫婦の一方が亡くなった際の相続を一次相続といい、その後さらにもう一方の配偶者が亡くなった際の相続を「二次相続」といい…
- 配偶者居住権 (はいぐうしゃきょじゅうけん)
配偶者が被相続人の相続開始時において、被相続人所有の自宅に居住していた場合、最長でその配偶者の死亡時まで自宅に住み続…
- 配偶者の税額軽減特例 (はいぐうしゃのぜいがくけいげんとくれい)
配偶者が相続または遺贈により取得した財産のうち、法定相続分または1億6,000万円のどちらか大きい額まで、相続税が課…
- 被相続人 (ひそうぞくにん)
相続人が相続によって取得した資産のもとの所有者(故人)のことをいいます。
- 負担付贈与 (ふたんつきぞうよ)
受贈者に一定の債務を負担させることを条件にした財産の贈与のことで、個人から負担付贈与を受けた場合は贈与財産の価額から…
- 法定相続人 (ほうていそうぞくにん)
法定相続人とは、民法で定められた相続人のことをいいます。被相続人の配偶者は常に相続人となります。第一順位の相続人・・…
- 法定相続分 (ほうていそうぞくぶん)
法定相続分とは、共同相続人が取得する相続財産の民法に定められた相続割合(下表参照)のことをいいます。法定相続人の順位…
- みなし相続財産 (みなしそうぞくざいさん)
被相続人の死亡時においては同人の財産ではないけれど、同人が亡くなったことによって相続人が相続する財産のことです。たと…
- 無申告加算税 (むしんこくかさんぜい)
申告期限を過ぎても申告書を提出しなかった場合、あるいは提出が申告期限後になった場合に本税に加算される税金のことです。…
- 遺言執行者 (ゆいごんしっこうしゃ)
遺言執行者とは、遺言の内容を実現することを職務とする者のことをいいます。遺言執行者は、相続財産の管理や遺言の執行に必…
- 遺言書 (ゆいごんしょ)
遺言書とは、自分の死後に財産をどのように分けるのかを指定する書面のことです。遺言書の作成方式は民法に定められており、…
- 利益相反行為 (りえきそうはんこうい)
ある行為が、一方の利益になると同時に、他方への不利益になる行為のことです。
- 暦年贈与 (れきねんぞうよ)
毎年1月1日〜12月31日までの間(暦年)に受けた贈与財産の合計額に応じて贈与税を払う、いわゆる一般的な贈与のことで…
- 路線価 (ろせんか)
土地の売買価格や相続税額等を計算する上で、宅地の評価額の基準となる価格のことです。
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