初めてでもわかりやすい用語集
ベンチマーク (ベンチマーク)
ベンチマーク(Benchmark)とは、投資信託等が運用の指標としている基準のことです。多くの場合、投資信託が投資対象とする商品や市場の各種指数が用いられます。たとえば、日本株式に投資する投資信託であれば、TOPIXや日経平均株価等の指数がこれに当たります。
指数はその市場や商品の平均値を表すことが多いため、投資信託のベンチマークとして採用されやすいのです。投資信託の目論見書や運用報告書等に、ベンチマークの指定がされているものもあります。
ワンポイント
投資信託が1年で10%利益を上げたとしてもそれがよい結果だったのかはわかりません。なぜなら、その投資信託が対象とする市場の平均が1年間に15%上がっていたら、その投資信託は上手に運用できたとはいえませんよね? そこで基準となるのがベンチマークです。ベンチマークと比較して運用の成果がどのようであったかを評価します。したがって、投資信託が10%損を出していてもベンチマークが15%下がっていたら、「ベンチマークを上回った」ことになります。
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